歯ぎしりの多くは睡眠中に多いと考えられていますが、実際覚醒時も力は軽いものの歯ぎしりを行なっているようです。また長時間化することで睡眠時とは異なった障害を引き起こすことが特徴で、長時間持続する力では、組織血流の低下などにより痛みや過敏化の症状を引き起こすとも言われています。デスクワーク中やスマートフォン操作時に頭部前傾させてややうつむくような姿勢をとることが多く、その際に前歯同士がぶつかりやすくなり反射性の活動が生じることで過度な力を与えるようです。無知覚の力のコントロールにも目を向けていく必要がありそうです。
2019.02.13